主に個別の学習塾で主流となっているコマ割りの料金体系。授業時間は各学習塾によって様々ですが、1コマに対して料金単価が決まっており、授業数に応じて料金が変動する仕組みになっています。価格の設定は個別の度合いが高くなるにつれて、料金も上がってくるようになっており、大まかに分けると、家庭教師、個別指導、少人数制指導、集団指導という順で料金が高くなっているような形です。

 

文部科学省平成28年度「子供の学習費調査」によると中学生の年間平均費用は20万円程になっております。3年間で約60万円です。考えていただきたいのが、予算が一定であれば、単価が上がるほどお子様が受講できる授業回数が減っていくということです。その分授業内で理解し、覚えていかなければならない項目は増えて、お子様への学習の負担は増大していきます。単価の高い個別指導はコスパが悪く各種対策には不向きです。

 

お子様が仮に短期間でたくさんのことを吸収できる頭脳を持っているとしたら、今頃きっと勉強に困っていることはないと思います。かといって、単価の安い集団指導に移ったところで、学校の授業についていけてないのであれば、集団指導にもついていけません。単価を安くできる通い放題の個別指導塾を探すことが最も賢明な判断となります。

 

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