お子様が成長して色々なことができるようになってくると、どうしても出来ないことが目について、そこを注意して直そうとしてしまいます。その最たる例が勉強ではないでしょうか。

 

特に中学生の勉強になってくると内容が難しくなります。保護者様から見ても、お子様が何を新しく理解し、何を理解できずに苦しんでいるのか分からない状況になりやすくなります。それらを判断できる材料は定期テストの点数や通知表といった、他の誰かと比較して割り出された数字のみです。誰かよりもできていれば成績は良くなり、誰かよりもできていなければ成績が悪くなる。数ヶ月に一度、誰かと比較することでしかお子様の成長を実感することができない状態になっていきます。本当にこれで良いのでしょうか?

 

私は毎日お子様と接していますが、毎週のようにお子様の成長や変化を感じることができます。それは、誰かとの比較ではなく、先週のお子様の学習状況を覚えており、それと比較しているからです。ご家庭でも小さな成長をお子様と共有できるように、さくら塾では毎週学習状況のご報告をさせていただいております。できなかったところも大切ですが、できるようになったところなるべく多くを見つけてあげて、お子様の成長の喜びをご家族で共有していただければ幸いです。

 

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